「森のくまさん」騒動 合意成立…訳詞者と「円満解決」と代理人

 童謡「森のくまさん」の替え歌をめぐる騒動で、ユニバーサルミュージックと替え歌を歌うお笑いタレント・パーマ大佐、訳詞者の馬場祥弘氏との間で1日、合意が成立した。馬場氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が報道各社に送ったFAXで「合意成立」「円満解決」と発表した。ユニバーサルの公式サイトでも発表された。

 書面では騒動の発端について「ユニバーサルミュージックとパーマ大佐は、CD発売とパフォーマンスでの訳詞の利用を得たと理解していましたが、馬場氏は団体からの問い合わせに対して不同意の回答をしたという認識でした」と「双方の認識に違い」があったと説明。

 馬場氏に改めて経緯を説明し、「森の-」の訳詞にかかる馬場氏の「著作者人格権を尊重する」としたことから、馬場氏がパーマ大佐のCD、DVD及びパフォーマンスを「快諾」し、「今回の件に関しては円満解決に至りました」とした。

 パーマ大佐は1月31日、「R-1ぐらんぷり2017」の3回戦に出場した際、『森のくまさん』はまた別にやります」と問題発覚後は封印している看板ネタの“解禁”を示唆し、騒動解決をにおわせていた。

 【「森のくまさん」騒動】

 「森のくまさん」の日本語の訳詞を手がけたという大阪府の馬場祥弘さんが1月18日、パーマ大佐の替え歌ネタを収録したCDで著作者としての人格権を侵害されたとして、パーマ大佐と制作、販売したユニバーサルミュージックに慰謝料300万円の請求を通知した。

 馬場さんの代理人弁護士によると、昨年11月ごろ、JASRACを通じ、ユニバーサル社から「歌詞に加筆する承諾を得たい」と連絡を受けたが拒否。12月にCDのサンプルが届いたという。

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