三村、狩野に苦言「この世界代わりがいる」 出演番組中止

 20日発売の「FRIDAY」で17歳の女子高生(当時)との淫行疑惑が報じられたお笑いタレント・狩野英孝(34)が21日、東京都内で緊急会見し、「ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ございません」と大量の汗を流しながら謝罪した。所属事務所は謹慎処分を発表。狩野のレギュラー番組や出演番組は相次いで放送中止による差し替えや出演場面のカットなど対応に追われている。

 21日午後6時からテレビ東京系で放送予定だった「超ポンコツさまぁ~ず」もこの日の会見を受けて、急きょ放送が中止に。昨年12月に放送された「歴史の道 歩き旅」に変更された。番組冒頭、テロップで「この番組は201612月16日に放送されたものです」とお断りが入った。

 さまぁ~ずの三村マサカズは、午前11時から正午すぎまで行われた狩野の会見終了後にツイッターを更新。「ロケやゲストで活躍中した人がかわいそうなんだよなぁ。面白いのが、結構あったんだけど。狩野英孝よ。」(※原文ママ)と不祥事やスキャンダルでたびたび起こる番組差し替えや放送中止、突貫の編集作業など多大な影響について言及。

 「まあ、起こしてしまったことは、残念だが、代わりがいるというこの世界の怖さを味わうのだな。残念!」と芸能界の先輩として、愛情のこもった厳しさで苦言を呈した。

 その後も三村はツイッターを更新。「代わりはいる」発言について、「狩野英孝の代わりはいる。という意味ではなくて、すべての人に代わりはいるから。という意味なんだけどな。。。」と、何かがあれば、誰かが代わりを務める、というのがこの芸能界である、という現実を伝えていた。

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