作曲家でロック歌手の宇崎竜童（７０）が８日、都内でのエルヴィス・プレスリー生誕祭にゲスト出演。昨年いっぱいで解散した国民的グループ「ＳＭＡＰ」について「しょうがないでしょう。グループは絶対に解散する」と、自らの経験をもとに持論を語った。

　宇崎自身も「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」でデビューし、その後は「竜童組」などでも活動し解散。グループでの活動には「もともとは他人同士。生活や目標も違う。ずっと同じ方向を向いていくのは難しい」と難しさを知る。２５年も続いたＳＭＡＰの解散には「よく持ったと思う」と見ている。

　これまで「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」に出演し、映画で草なぎ剛と共演するなどＳＭＡＰのメンバーとの交流はあった。それだけに「ご苦労様です」とねぎらい、今後にも「晴れ晴れと、ひとりひとりの活動に向かうことができるのでは」とエールを送った。

　この日のイベントはエルヴィスの８２回目の誕生日にあたり、生誕祭として開催された。宇崎は、エルヴィスについて「映画もすべて見た。ルックス、動き、声。すべて憧れの人でした」と語った。