純烈・林田達也が年内で卒業を発表…両親の介護のため

「林田達也GraduationLIVE」の公開リハーサルと会見を行った純烈の林田達也=東京・麹町のTOKYO FMホール
「林田達也GraduationLIVE」の公開リハーサルと会見を行った純烈の(右から)酒井一圭、白川裕二郎、友井雄亮、林田達也、後上翔太、小田井涼平=東京・麹町のTOKYO FMホール
「林田達也GraduationLIVE」の公開リハーサルと会見を行った純烈の(右から)酒井一圭、白川裕二郎、友井雄亮、林田達也、後上翔太、小田井涼平=東京・麹町のTOKYO FMホール
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 男性6人の歌謡コーラスグループ・純烈の林田達也(34)が12月31日をもって卒業することになり、26日、都内で最後の活動となる「“純烈”林田達也GraduationLIVE」の公開リハーサルと会見を行った。林田は同グループが活動開始した2007年からのメンバー。下積みの末、10年に「涙の銀座線」でデビューしている。

 林田は卒業の理由を「両親が体調を悪くしまして。僕らは『夢は紅白、親孝行!』でやってきましたから、親をないがしろにする訳にはいかない。夏ごろからそばに居てサポートしたいと思い始めました」と打ち明けた。芸能界に復帰する予定はなく、林田は「普通に働きます」としている。

 林田は183センチの長身と端正なマスクで最近は人気急上昇していた。リーダーの酒井一圭(41)は「この1、2年で1番人気が出ていた。ここで、辞めるか?お前は山口百恵かよと思いましたよ」と本音も漏らした。

 林田はグループ在籍中の思い出を「全然デビューできませんでした。スタジオで練習していたのをレコード会社の方に聞いてもらったんですが、10社ぐらいが無言で帰って行きました。デビューしても事務所からもらった給料が2年で2万5000円でした」と打ち明けた。

 それでも林田は「プロレスしたりフラダンスを踊ったり、アピールできる場所にはどこでも行きました。この経験があるから、何でも乗り越えられるじゃないかと思っています」と力強く誓った。

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