女優の多岐川裕美の娘でタレントの華子（２８）が２１日、フジテレビ系「ノンストップ！」で自身が働くアルバイト先の勤務風景を紹介した。

　華子は現在、都内の不動産会社で不動産情報などをデータ入力する事務作業のバイトに従事。時給は１１５０円。「最初はタイムカードの押し方もわからなかった」というが、今ではバイト先の上司から「長く働いてもらって助かる」など感謝される人材にまで成長。デスクワークで座りっぱなしのため、冷え対策としてカイロを持ち歩き、３８０円のチャーハンランチに喜ぶ日々。普通のＯＬと変わらない感覚で仕事に取り組んでいる。

　バイトを始めたきっかけは「ただ生きていくため」ときっぱり。芸能の仕事をメーンに行っていたときは「最初から２世の仕事しかしてないくらい母に頼りっぱなし。常に周りの人が導いてくれた」というが、これからは「この先、母親を私が支えていかないといけない部分もある」と、決意したという。

　バイトをしたことで「１０００円を稼ぐことの大変さが２７歳ごろになってやっとわかった」とも話し「芸能の仕事をするときも、スタッフさんたちの見方がかわった。常にありがとうございますという思いがある」と、バイト生活で気付いたさまざまな思いについても語っていた。