内場勝則、島木譲二さん偲ぶ「できないとは言わない。一流ホテルのような人」

 16日朝に脳溢血のため72歳で亡くなった吉本新喜劇の俳優・島木譲二(本名・濱伸二)さんの訃報を受け、吉本新喜劇座長の内場勝則(56)が17日、大阪市内で取材に応じ、「ショックですね。どういう状況なのかも全然分からなかった」と突然の訃報に神妙な面持ちで話した。

 内場は16日夜、マネジャーからの連絡で訃報を知ったという。休養中だった島木さんと連絡を取り合うことはなかったといい、「元気、パワフルな芸で頑張ってはったんで弱っているところを見せたくなかったんだと思う」と慮った。

 新喜劇では井上竜夫さんが10月に亡くなったばかり。ベテランの相次ぐ死去に「マネジャーから直接の電話があるとイヤな感じがするんですよ」とうつむきがちに話した。

 「大阪名物パチパチパンチ」など体を張ったギャグで人気を博した島木さんについて、「常に200%を出す方なんで。僕ら絶対200%なんて出せない。『できません』は言わない、一流のホテルみたい」と振り返り、その死を悼んだ。

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