松鶴さんの破天荒エピを鶴光明かす 「彼女の肩に手をかけた弟子を破門」

 戦後に上方落語の復興に尽力し、四天王と呼ばれた6代目笑福亭松鶴さんらの功績を称える「上方落語四天王 追善落語会」が22日、大阪市内で開催され、桂文枝(73)ら各四天王の高弟が出演した。

 行儀作法に厳格だった3代目桂春團治さんについて、弟子の桂福團治(76)が「三尺下がって師の影踏まず。追い抜いたら破門でした」と振り返ると、破天荒だった松鶴さんの弟子・笑福亭鶴光(68)は「うちは師匠の彼女の肩に手をかけて破門になった弟子がいます」と明かして笑わせた。

 また鶴光は、23日に発売される四天王のDVDに松鶴さんの「貧乏花見」が収録されていることに、「うちの師匠は友達にぱーっと金を使うて借金して『貧乏花見』に出てくる人はみんなミニ松鶴。身からしみ出てくるような噺は絶品です」と紹介。文枝から「もっとええこと言いなさい」と突っ込まれていた。

 上方落語四天王は、6代目笑福亭松鶴さん、5代目桂文枝さん、3代目桂米朝さん、3代目桂春團治さんを指す。今年に春團治さんが亡くなり、全員が鬼籍に入った。

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