内山信二 さんまから受けた非情な指令 「あっぱれさんま大先生」最終回で
タレントの内山信二(35)が21日深夜に放送されたMBS系「痛快!明石家電視台」(月曜後11・58)に出演し、「これまでに忘れられない仕事」として、明石家さんまの非情な指令をあげた。
内山は、忘れられない仕事についてフジテレビ系でさんまと共演して大人気を博したバラエティー番組「あっぱれさんま大先生」をあげ、「特に卒業式」と話した。電視台MCのさんまが「感動の卒業式やったな」と同意すると、内山は「その時、さんまさんが僕の所にきて」と振り返った。さんまは内山に「今日は泣くな。たぶん、みんな泣くと思うけどお前だけは泣くな」と指令を出した。内山は当時、小学生だった。
内山は「この人、最後まで笑いに徹するんだ。すごいなと思ったんです」と、さんまの指示を守ろうとした。しかし本番が始まって3分ほどがたつとプロデューサーが泣き出し、次に女性たちが泣き出した。それでも内山はさんまの指示を守ろうと「僕は耐えたんです」と訴えた。
卒業式の最後はさんまのアップだったそうで、内山は「さんまさんを見たら泣いてしまうと思って見ないようにしていたんです。でもちょっとワイプで見えて。そしたらさんまさんが涙ぐんでいたんです。この人も涙ぐむんだって」と驚いたことを明かした。さんまは「泣きはせえへんけど、涙ぐむことはあるわ!」とツッコみ、「泣きもするわ!」と付け加えた。
内山はまた、「さんま大先生」で離島の分校ロケがあった際、ロケを終えて島を去る時にもさんまから「泣くな!泣いたら笑いにならんやろ!」と“泣くな指令”を受けた。内山は「小学生の子供にそんなこと言います?」と、さんま先生の厳しさを振り返った。
