六角精児、「相棒」レギュラー外れるも舞台に意欲「お芝居は全然違う」

 落語家・立川志の輔(62)の創作落語を舞台化する「歓喜の歌」の会見が24日、東京・江東橋で開かれ、主演の六角精児(54)と酒井敏也(57)、脚本・演出の横内謙介氏(55)らが出席した。

 志の輔の代表作に、同じく志の輔の創作落語「ガラガラ」「ディアファミリー」を加えて舞台化。2008年に小林薫主演で映画化、大泉洋主演でドラマ化されているが、六角は「自分なりのオリジナルで作らせていただきたい」と、ひょうひょうと語った。

 今年は人気ドラマシリーズ「相棒」のレギュラーから離れたことが話題になった。「もともとお客さんがいるところでやるのと、カメラがあるところでは、お芝居は全然違うので。(舞台と映像は)違うものだという意識が強い」と、本作への影響はないという。

 「週刊現代」で連載中のコラムでは糖尿病に言及、健康が心配されるが、「毎日歩いてますよ。1時間ちょっと。糖質もカットしています。ヘモグロビンa1cを下げる努力をしています。ちょっと下がりました」と強調する。もっとも酒は「毎晩飲んでいます」と言い切った。

 舞台は東日本大震災から5年を迎える東北6県の演劇鑑賞会から、横内氏や六角の劇団「扉座」に提案されて実現したもの。メンバーのうち452人がコーラス隊としてステージにも立つ。

 被災地の復興がなかなか進まない現状があるが、六角は「人は人のことをそう簡単に救えないと思うけど、人は立ち直っていくこと、元気になっていくことはできる。そういう人たちの心を一瞬でも明るくしたり、振るわせたり、いい影響を及ぼして、ちょっとでも役に立てればいいなと思います」と語っていた。

 「歓喜の歌」は11月3~13日に東京・シアターΧで上演。19、20日の厚木公演を経て11月24日から12月19日まで東北6県で公演を行い、12月21~23日の横浜公演で締めくくる。

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