香取慎吾 サッカー日本代表応援団長の活動を休止 解散騒動が影響か

 12月31日をもって解散することを発表したSMAPの香取慎吾(39)が2005年から就任したテレビ朝日サッカー日本代表応援団長の活動を休止することが19日、分かった。同局が、9月に開幕するサッカーW杯アジア最終予選の同局系中継番組に出演しないことを認めた。復帰時期は未定。就任後、生観戦した試合は10勝5分けと“不敗神話”を誇っているだけに、日本代表には大ダメージとなりそうだ。

 SMAP解散問題で揺れる香取応援団長が、不敗神話をキープしたまま大役から一時離れる。

 テレビ朝日は9月1日から始まるサッカー男子ロシアW杯アジア地区最終予選で1日のUAE戦、6日イラク戦を地上波独占生中継するが、香取は不参加となった。

 同局はデイリースポーツの取材に対し、「(ジャニーズ)事務所からご辞退の連絡をいただいた。9月1日から出演は致しません。今後につきましては未定です」と説明。2017年9月5日まで続くアジア最終予選まで香取不在となり、日本がW杯本戦に出場しても再登板は不透明。場合によっては団長“引退”となる。

 SMAPのコンサートの演出を手掛けてきた香取は、25周年ライブや歌番組出演に難色を示すなど「虚脱感」が伝えられてきた。疲労に加えて、解散騒動の渦中に選手を応援するのは適当ではないと判断され、団長の座から一時離脱となったとみられる。

 香取は04年「SmaSTATION-4」の第1回生放送に出演した当時の同局・広瀬道貞社長に応援団長を直訴し、05年1月から就任。05年2月9日のW杯アジア最終予選の北朝鮮戦に勝利すると、13年6月のブラジルW杯アジア地区最終予選オーストラリア戦引き分けまで、生観戦した試合は10勝5分けと負け知らずだった。

 観戦時は視聴率も好調だった。05年2月9日北朝鮮戦は47・2%を記録すると、06年6月18日のW杯ドイツ大会クロアチア戦で52・7%と同局開局以来、史上最高の数字をマーク。代表イレブンにとって、最強助っ人の“活動休止”の影響は大きそうだ。

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