石田純一 デモ参加で「仕事減った」 出馬での違約金支払いも覚悟

 俳優の石田純一(62)が8日、都内で会見し、野党4党(民進、共産、社民、生活)の統一候補となれれば東京都知事選に出馬すると明言した。テレビ出演、CM契約など立候補へ向けてはクリアしなければならない課題も多いが「何らかのペナルティーも出てくると思う」と覚悟の上の行動だと明かした。また、昨年9月に安保法制に反対したデモなどへの政治活動参加で「仕事もだいぶん減った」とも語った。

 条件付きとはいえ、都知事選の立候補へ向けた動きを進めた理由に、「市民連合の皆さまの働きかけで、野党統一候補を出したいというところで、とにかくこの指とまれということができなければ、かなり政権与党の力がより強くなって(いく)」と、市民活動を通じて、政権の肥大化を止めたいとした。

 また、政治デモに参加した後、「非常に(政治的なことを)話しにくいですし、仕事もだいぶん減ったりしています」と現状を告白した。その中で、進行中のCM、テレビ出演などの仕事の問題はほぼ解決したというが、「一つ二つ(課題が)残っているというか、お話しをさせていただいている最中。だいたいご理解をいただいて、許可というんですか、応援というものもいただいております」と語った。「番組で言うと再放送とかもちょっとあるものですから、そこら辺が難しくてご迷惑をかけている。はっきり言うと叱られている部分もある。この後が怖いです」と先方を困惑させていることを謝罪し、恐縮した。

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