「美味しんぼ」大団円で最終回へ

 漫画原作者の雁屋哲氏(74)が22日、今年初めて公式ブログを更新し、休載中の人気漫画「美味しんぼ」について「そろそろ終わりにしたい」と、近く連載を終了させる考えを明かした。「美味しんぼ」は、2014年5月に東京電力福島第1原発事故にまつわるエピソードを掲載して以降、休載中。連載誌の小学館「ビッグコミックスピリッツ」編集部はこの日、デイリースポーツの取材に対し、具体的な終了のスケジュールは決まっていないとした。

 グルメ漫画の金字塔「美味しんぼ」の原作者が最終回の構想を明らかにした。雁屋氏は「今までの登場人物総出演で、美味しい食べ物の話でどんちゃんどんちゃん楽しく騒いで大団円。そう考えています」とラストシーンについて言及した。

 「美味しんぼ」は1983年の連載開始から33年、休載を挟みつつも続く大作だ。新聞記者・山岡士郎と相棒で後に妻となる栗田ゆう子が「究極のメニュー」作りに携わる過程で食にまつわるさまざまな問題に直面。山岡と、高名な陶芸家の父・海原雄山との対決と和解も描かれた。雁屋氏は「いくら何でも連載30年は長すぎだ。そろそろ終わりにしたいと思っていますが、どんな形で終わらせるか」と自らに問いかけるように記した。

 「スピリッツ」の村山広編集長(48)はデイリースポーツの取材に「構想については話したりもしていますが、連載再開や最終回の話はまだ全然していません」と明言。長らく「-スピリッツ」を支え、アニメ、ドラマ、映画にもなった看板作品だけに、終わらせ方にも気を遣っているようだ。

 雁屋氏は、今回の休載が原発問題とは関係がないことも強調。「福島の真実篇」では登場人物が福島第1原発を訪問後、鼻血を出すシーンが物議を醸したが、「必要があれば、これからも原発問題に触れることもある」と明言している。

 ブログの更新は約3カ月半ぶりだが、高市早苗総務大臣の電波停止発言を「決定的な脅迫」、安倍政権に批判的とされるキャスターを交代させた放送局を「仲間を売った」「卑怯な連中」と批判するなど、旺盛な反骨心は変わっていない。

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