“徹子劇場”が早くも幕開け 絶口調!

 大みそか「第66回NHK紅白歌合戦」(総合など 31日、後7・15)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。有働由美子アナウンサー(46)とともに総合司会を務める女優・黒柳徹子(82)は会見でマシンガントークをさく裂させ、健康不安説を一蹴した。19年ぶり出場の近藤真彦(51)は“芸能界の母”と慕う黒柳の元気ぶりを喜びつつ、暴走制止を後輩の白組司会V6の井ノ原快彦(39)に託した。今回で卒業する森進一(68)に対し、歌手仲間から残念がる声が多く寄せられた。

 “徹子劇場”の第1幕が、早くも上がった。井ノ原と紅組司会の綾瀬はるか(30)にはさまれて壇上に立った黒柳は、健康不安説を一蹴するトークを展開。4時間半の長丁場についても「大丈夫でしょ」と笑い飛ばした。

 32年ぶりに紅白の舞台に立つ黒柳だが、立て板に水のトークは衰え知らず。4人での会見だったが、約15分の会見時間中、半分以上の時間を軽快な語り口で占めた。

 黒柳のしゃべりは、今回、トリを務める近藤が「時間内に収まらないかも」と自分の出番への影響を心配するほど。親交の深い近藤の大役について「母親のようにうれしく思っています。本番は涙が出ると思う」と話す一方で、「(収まるかどうか)わからないです」とニヤリ。本番での“独演会”も予告した。

 井ノ原も「逆に2、3曲歌えないぞっていうぐらいおしゃべりになるんじゃないかっていう話ですから、そっちの方の心配がちょっと」とジョーク混じりに黒柳の体調に太鼓判。「マシンガントークを期待してるというところもありますから、ご自由に」と背中を押した。

 もっとも、黒柳の出番は全体の後半に集中しており、4時間半、出ずっぱりというわけではない。82歳という高齢で、この日の会見にも体を支えられながら登場。会見中も壁にもたれかかる場面が見られただけに、NHK側の配慮がなされたとみられる。

 満を持して臨む本番まであと2日。黒柳は「半分ぐらい(の出場歌手)は存じ上げない」としながらも、井ノ原が「Perfumeのお三方が、いい靴屋さんを教えていただいたって言ってましたよ」と明かすなど、若手とのコミュニケーションもバッチリ。32年ぶりの大役へ向け、心身ともにボルテージが高まってきた。

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