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渡哲也 1年3カ月ぶり仕事復帰

 6月に急性心筋梗塞の緊急手術を受けた俳優の渡哲也(73)が10日、都内で宝酒造の清酒「松竹梅」の新CM撮影を行い、昨年8月の同CM発表会見以来、1年3カ月ぶりに仕事復帰した。

 血中酸素濃度が低く、呼吸疾患が残るなど体調は万全ではないが、今年で28年目となる同社CMのために“おとこ気”で立ち上がった。CMは、舘ひろし(65)ら石原プロの後輩7人が渡の復帰を祝う内容で、軍団が一堂に会する映像作品は初となる。

 心筋梗塞の手術は成功したが、月2回の通院と週3回のリハビリを続ける。安静にしていないと血中酸素濃度が下がり、苦しくなるという。声は少ししゃがれ、やや痩せて見えた。それでも現場に入ると、渡の目の色は変わった。

 4カット、1時間の撮影。本番の1時間半前に現場入りし、はかま姿に着替えた。12月25日からオンエアされる新CM「ともに祝おう」編のコンセプトは「おかえりなさい」。神田正輝(64)ら石原プロの後輩たち全員が、舘の音頭で「渡の復帰を祝して、松~竹、梅~」とボスの新たな第一歩を盛り上げた。

 万全ではない状態での出演に最初は思い悩んだというが、宝酒造への恩返しの気持ちが渡を突き動かした。「松竹梅」のCMには1970年から87年まで故石原裕次郎さんが出演し、渡が88年からバトンタッチ。半世紀近い縁が決め手となり、28年目の出演が、1年3カ月ぶりの仕事復帰の記念日となった。

 撮影後は自身が提案して急きょ会見も開いた。雨が降ってきても「大丈夫ですよ」と周囲の心配を一蹴。舘は「電話で話したときは気弱なことを言ってたんだけど」と冗談めかして明かしたが、現場では変わらぬ「渡哲也」であり続けた。

 「やりきることができるか心配してましたから、支えてくれた仲間に感謝の気持ちです」と、現場に駆けつけた数十人の事務所スタッフや後輩たちへの思いを口にした渡。「ご心配をおかけしましたが、またお会いできる日がくることを願っています」とファンに呼びかけ、本格復帰に向けて体調を整えていくことを約束した。

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