歌舞伎俳優・片岡仁左衛門(71)が28日、大阪市内で、「七月大歌舞伎」(7月3~27日、大阪松竹座)の出演俳優による船乗り込みに参加した。初夏の風物詩となっているイベントで、道頓堀川沿道に集まった約2200人のファンに来場を呼びかけた。
大阪松竹座に近い道頓堀まで約1時間かけて水路をゆっくりと進んだ。戎橋付近では紙吹雪が舞い、「松嶋屋!」など威勢のいい掛け声と拍手に迎えられ、船上から手を振って応えた仁左衛門。大阪松竹座前でのあいさつでは「必ずお芝居をご覧ください。そして、歌舞伎を見ないお友達を最低1人は連れて劇場にお越しください」とPRしていた。