歌舞伎俳優の尾上松緑(39)が27日、都内で「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(4月11~26日、香川県琴平町の旧金毘羅大芝居)の製作発表会見を行った。
180年の歴史があり、現存する最古の芝居小屋である旧金毘羅大芝居(通称・金丸座)で年に1回開催される歌舞伎公演。酒に目がない松緑は「舞台が終わると日本酒メーンでしょうか。(琴平町の地酒)『金陵』ですかね」とニンマリ。客席が近いだけに「お酒の匂いが翌日に残らないように気をつけたい」と自戒もした。
演目は「曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵」など。中村時蔵(59)を座頭に尾上菊之助(37)らが出演する。