吉本興業は6日、製作・配給・宣伝などを手がける映画会社「株式会社KATSU‐do」を設立し、奥山和由プロデューサー(59)が代表取締役社長に就任したことを発表した。奥山氏は大ヒットした「ハチ公物語」(87年)やカンヌ国際映画祭最高賞の「うなぎ」(97年)などを手がけ、松本人志監督の「R‐100」(13年)といった吉本興業作品にも携わっている。
社名は「活動写真」の「活動」や「克道」が由来。奥山氏は「ひたすら映画の“気”を感じ、意欲をもって狂い咲いていくうちに、必ずや映画の神様は私たちにほほ笑んでくれる」と所信表明した。