今年に入りメンバー２人が脱退した韓国の女性グループ・ＫＡＲＡに、新メンバー１人が加入することが１日、発表された。５月末から同国のケーブルテレビの番組で行われていたオーディションの最終選考会がこの日行われ、１９歳の美少女・ヨンジが選ばれた。日本では８月２７日に“新生ＫＡＲＡ”の初シングル（タイトル未定）をリリース、１０月２４日から７都市１０公演の来日ツアーでお披露目される。

　脱退劇に揺れたＫＡＲＡに新星が加わり、４人組で再スタートを切ることになった。

　本国で生放送された最終選考オーディション。ヨンジは名前を呼ばれると、つぶらな瞳から大粒の涙をこぼし「応援してくれたみなさんに感謝したいです」と話せなくなるほどに号泣。「これからも一生懸命頑張ります」と約束した。

　ヨンジは１９９４年８月３０日生まれの１９歳。５月２７日にスタートしたオーディションでは、候補者７人が「ＢＡＢＹ　ＫＡＲＡ」としてさまざまなミッションに挑戦。中でもヨンジの身長１６６センチのスラリとしたスタイルと、歌唱力、ダンスの実力はずば抜けていた。番組は毎週１回、放送されていたが、ヨンジは第１回のファン投票から１位を獲得していた。　

　ＫＡＲＡは５人組として２０１０年に日本デビュー。デビュー曲「ミスター」のお尻ダンスなどで人気となったが、今年１月にニコル（２２）、４月にジヨン（２０）が脱退した。

　現メンバーのギュリ（２６）、スンヨン（２５）、ハラ（２３）にヨンジを加えた“新生ＫＡＲＡ”は、日本での初シングルを８月２７日にリリース。１０月２４日の福岡サンパレス公演を皮切りに、１０公演のお披露目ツアーを行う。