みんなの党渡辺氏に8億円貸し付け

 化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC、東京)の吉田嘉明会長が、みんなの党の渡辺喜美代表に2010年の参院選前と12年の衆院選前に計8億円を貸し付け、5億円超が未返済となっていることが26日、吉田会長への取材で分かった。

 吉田会長は共同通信の取材に応じ「選挙資金以外の使い道はあり得ない」と説明した。

 政治資金規正法の国会議員関係政治団体となっている渡辺氏の3団体と、みんなの党、同党栃木県支部の計5団体の09~12年の収支報告書には、吉田会長が貸し付けた8億円に該当する寄付や借入金の記載はない。吉田会長は「記載していないと思わなかった」と述べた。政治活動や選挙運動に借入金を使っていれば、政治資金規正法や公選法に抵触する可能性がある。

 吉田会長の説明では、渡辺氏側から選挙資金として借金の申し出があり、10年に3億円、12年に5億円を渡辺氏の個人口座に振り込んだ。10年の3億円は借用書があるが、12年の5億円については借用書を受け取っていないとしている。貸付金の一部は返済されたが、未返済分が約5億5千万円あるという。

 渡辺氏は26日夜、事務所を通じ「個人として借り、使い道は私の判断で決めてきた。利息も含む支払い(返済)を今後も続ける」とするコメントを公表した。ただ、具体的な使途は明らかにしなかった。

 26日発売の週刊新潮に、渡辺氏への貸付金に関する吉田会長の手記が掲載された。

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