五嶋みどり 米グラミー初受賞

 米音楽界最大の祭典、第56回グラミー賞が26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスで開催され、日本人では、女性バイオリニストの五嶋みどり(42)が参加したアルバム「ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲、ウェーバーの主題による交響的変容、弦楽と金管のための協奏音楽」が最優秀クラシック・コンペンディアム賞を獲得した。

 グラミー賞初戴冠となった五嶋は、バイオリニストの母の元で3歳からバイオリンを始め、10歳から米ジュリアード音楽院で学び「天才少女」と呼ばれた。現在は南カリフォルニア大ソーントン音楽学校で弦楽学部長を務める。

 関係者によれば、授賞式のこの日も同大で指導に当たっていたという。受賞に「大変うれしく思います。ヒンデミットの作品や人間性に対する理解が深まることを願っています」とコメントした。

 日本人の受賞は五嶋のみ。主要賞では17歳の女性シンガー、ロードが歌った「ロイヤルズ」が史上最年少で最優秀楽曲賞を受賞した。

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