演歌歌手の香西かおり（５０）と吉幾三（６１）が初デュエット曲「明日の夫婦酒」を３月１９日に発売することが１４日、分かった。昨年「酒のやど」でＮＨＫ「紅白歌合戦」に２年連続出場した香西と、「酒よ」を代表曲に持つ吉による“へべれけコラボ”が誕生する。

　共演話も酒を介して実現した。２人はもともと、鳥羽一郎、山本譲二らを含む飲み仲間。昨年に酒席で香西が吉に酔った勢いで「私にも曲を書いて」と頼み、快諾した吉が、酒をテーマにしたデュエット曲を書き上げた。

　演歌のデュエットソングといえば、１９７４年にさくらと一郎が歌った「昭和枯れすすき」が１００万枚を売り上げたのを筆頭に、数々の名曲があるが、それに続くヒットが目標だ。

　香西は「皆様に愛される素晴らしい曲になる」とＰＲ。吉は「２人とも歌がうまいからね。ご期待ください」と自信。暑気払いや忘年会での定番カラオケソングとなり、年末にヒットの美酒で乾杯するのを楽しみにしているという。