AKB大島優子、紅白で突然の卒業発表

 「NHK紅白歌合戦」(31日、東京・NHKホール)

 年の瀬の列島を、ビッグサプライズが襲った。メドレー1曲目の「恋するフォーチュンクッキー」を歌い終えると、大島が衝撃発言を繰り出した。「私、大島優子はAKB48を卒業します。紅白歌合戦に出演させていただくのも、これが最後になります。感謝の気持ちを込めて、歌わせていただきます」。グループ総監督の高橋みなみ(22)は、涙を流しながら別れの言葉に聞き入った。

 卒業発表に続いて、大島は2010年の選抜総選挙で1位となって、自身がセンターを務めたヒット曲「ヘビーローテーション」を披露。“紅白ラスト唱”を終えると、司会の嵐に驚きの声を掛けられながら、「これからは大島優子として活動していきます」とソロ転身を宣言した。

 放送終了後、大島は「ホントに晴れやかな気持ちでいます。個人、大島優子として1人の活動にワクワクしてます」と胸中を明かした。「前々から卒業を考えてましたが、最後の紅白かもと思うと、言わせていただきたくなりました。直前に秋元(康)先生と話して、(紅白の)プロデューサーさんに許可をもらいました」と、舞台裏を説明。卒業時期は未定だという。

 幼少期から華やかな芸能界に憧れ、子役として芸能界へ。17歳でAKBのメンバーとなった。グループを国民的アイドルに成長させ、自身も前田敦子(22)とエースの座を争い人気を不動のものとしたが、憧れ続けたのは女優業だった。

 前田や板野友美(22)ら中心メンバーの相次ぐ巣立ちに「置いていかれているさみしさはありますね。今は、情熱を燃やすところがない」と、本音を漏らすこともあった。「AKB」という看板を外して、夢の道へ進む決意を固めた。

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