石川さゆり“島倉イズム”継承誓う

 8日に肝臓がんのため死去した歌手の島倉千代子さん(享年75)新人時代に同じレコード会社に所属していた石川さゆり(55)が9日都内で会見し無念の思いを吐露した。

 「しかってくれる人がいなくなって寂しい」‐。「浪花姉妹」(1987年)で島倉さんとデュエットした石川は「実感がない」と話し、大先輩の急逝に涙ぐんだ。

 着物の正装で登場。「『きちんと化粧しなさい。自覚を持って頑張るんだよ』などと、1つ1つの仕事を丁寧にすることを厳しく教えられた」と“島倉イズム”を体現して会見に臨んだ。77年に石川がNHK「紅白歌合戦」に初出場した際には、エンディングで隣に立った島倉さんから「来年も必ずこの舞台に立つのよ」と激励されたといい、以来、石川は昨年まで島倉さんと並ぶ35回出場している。石川は「ステージでの姿を焼き付けて、自分たちも歩いていく」と島倉さんの魂を継承することを誓っていた。

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