大久保佳代子、中山美穂と“同格”主演

 タレント・大久保佳代子(42)が、フジテレビ系の特別ドラマ「幸せになる3つの買い物」(6月25日、午後10・00~)でドラマ初主演することが31日、分かった。

 アラフォー女性の現実を描いた3本のオムニバスドラマの主演を、大久保と中山美穂(43)、小池栄子(32)がそれぞれ務める。ミポリンと“同格”での扱いに、大久保は当初ドッキリを疑ったそうだが、元OL経験をいかしたリアル演技で代表作にすると腕まくりしている。

 現在テレビのレギュラー6本を抱え、今年5月に出演した番組数は28本と絶好調の大久保が、ついにドラマ主演を果たす。

 「今やっとかないと、いつやるんだ。今だ」とどこかで聞いたようなフレーズで意気込むと、「ここで一発、良いものをお見せして、女優という細い道が、何となくできたら。やり切ります!代表作にします!」と燃えている。

 中山、小池との競演を聞いた時には「一瞬、疑いましたね。ドッキリじゃないかと」。一方「ミポリンも小池栄子ちゃんも、日常にあんなキレイなアラフォーはいない(笑)。私が一番、世の中のアラフォーのほぼ平均点」と、ライバル心をメラメラさせ、とにもかくにもリアルさで対抗するという。

 大久保が主演するのは3本の短編ドラマのうちの「『いいね!』を買った女」。勤務する東京の銀行で冷遇されながらも、フェイスブックを始め、故郷の同級生に見えを張る女性銀行員を演じる。「私も地元の同級生に会う時は、東京で買った一番高い服を着ていく」と言うから、役柄もピッタリ。「主演女優として、差し入れとかしたほうがいいのかしら」とノリノリだ。

 自身11年ぶりにコメディータッチのドラマに出演する中山美穂は、「マンションを買った女」で親友の女性とマンションを共同購入するも想定外の事態で人生設計が狂うバツイチ女性を演じる。また、小池栄子は「ウェディングドレスを買った女」で主人公を演じる。

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