嘉田知事“脱原発新党”立ち上げ検討

 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が、衆院選に向け「脱原発」をテーマに掲げて新党結成を27日に表明する方向であることが26日、分かった。滋賀県庁で嘉田知事は「(衆院選まで)日がないのは事実。早急に関係者の皆さんと意見交換している」と語った。

 国民の生活が第一の小沢一郎代表は「嘉田氏が新党をつくり、もし呼び掛けがあれば政策や主張を検討して対応を決める」と述べた。河村たかし名古屋市長が共同代表を務める「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」なども“嘉田新党”の動きを注視しており、日本維新の会(石原慎太郎代表)とは一線を画す第三極勢力結集につながるとの見方も出ている。

 関係者によると、嘉田知事サイドは、知事と親交があり、反原発運動に参加している音楽家・坂本龍一(60)=顔写真(上)、歌手・加藤登紀子(68)=同(下)=らに協力を要請している。嘉田知事は、坂本、加藤の衆院選出馬に関しては否定した。嘉田知事は27日に大津市で会見し、今後の対応について説明する。

 また、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は26日、福島県会津若松市で、嘉田知事が新党結成を表明する方向となったことに関し「大歓迎だ。ぜひ、原発の論戦に参加していただきたい」と述べた。

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