“橋下維新×石原太陽”いよいよ船出

 太陽の党共同代表の石原慎太郎前東京都知事と日本維新の会代表の橋下徹大阪市長が16日、都内で協議し、12月の衆院選に向け合流する方針で一致した。維新の会の浅田均政調会長は太陽の党が解党し、日本維新の会に入ることを明らかにした。17日午後、石原氏と橋下氏が大阪市内で再会談し、正式発表する。一方、太陽の党と減税日本との合流は先送りの方向となった。衆院は16日解散され、政府は衆院選日程を「12月4日公示‐16日投開票」と決定。“橋下維新×石原太陽”がいよいよ船出する。

 来月4日公示の衆院選には、森喜朗(75)=石川2区、福田康夫(76)=群馬4区=の両元首相が不出馬を表明するなど、大物・ベテラン議員の引退や不出馬表明が相次いでいる。

 民主党では羽田孜元首相(77)=長野3区、渡部恒三最高顧問(80)=福島4区、中野寛成元衆院副議長(71)=大阪8区=が、いずれも高齢を理由に引退を表明。野田内閣の滝実法相(74)=奈良2区、中井洽衆院予算委員長(70)=三重1区=も引退する。

 自民党では武部勤(71)=比例北海道、中川秀直(68)=比例中国=両元幹事長が引退を表明。古賀誠元幹事長(72)=福岡7区=も不出馬の意向を固めるなど、世代交代が進む。

 公明党も坂口力元厚生労働相(78)=比例東海、東順治副代表(66)=比例九州=ら比例代表選出の6人を引退させる。

 自民党時代に閣僚を歴任し、離党後には菅内閣で経済財政担当相を務めた与謝野馨元官房長官(74)=比例東京=も出馬せず、政界を引退する。

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