片山晋呉がプロアマ問題でツアー出場自粛…大事なのはおもてなしの心?

 日本ゴルフツアー機構は6月27日、片山晋呉に厳重注意処分を下しました。5月30日に行われたツアーのプロアマ戦で同伴のアマチュアに不愉快な思いをさせたことが理由です。一体何があったのでしょうか?

公開日:2018.6.28

 当日の片山の行為も明らかになった。最初のホールで、招待客のプレー中に自分で放り投げたティーをカップに見立ててパット練習を行い、その際、招待客の承諾を得ることもなかった。次のホールへ移った当該アマチュアに催促されて、ようやく移動した。

片山平謝り「申し訳ありませんでした」招待客そっちのけでパット練習していた

 次のホールのティーグラウンドに到着すると、先行する組が第1打を打つ前だったことで「まだ前の組がいる」という趣旨の発言をした。その後、当該のアマチュアは配慮不足と苦言を呈し、片山が「すみません」と答えた。アマチュアは1打目を打った後に「帰る」と言い残し、プレーを中止した。

片山平謝り「申し訳ありませんでした」招待客そっちのけでパット練習していた
片山晋呉「自分のゴルフ人生の糧にしたい」プロアマ問題で謝罪

 片山は「青木会長からは『ゴルフトーナメントを、よりいいものにしていくためにやっていきましょう』という言葉をうけました。自分が反省することは反省し、やっていかなければいけないことをみきわめて、自分のゴルフ人生の糧にしたいと思っています。今回はこういう騒動をして申し訳御座いませんでした」とした。

片山晋呉「自分のゴルフ人生の糧にしたい」プロアマ問題で謝罪

プロアマ戦のあり方に問題提起も…タケ小山「過剰なサービスまで必要なのか」

片山晋呉の騒動に「プロアマって本当に必要なんですか?」タケ小山が持論

 プロゴルファーのタケ小山が7日、文化放送「The News Masters TOKYO」で、片山晋呉の問題について言及。スポンサー側にばかり意識を向けている日本ツアー機構側に苦言を呈した。

片山晋呉の騒動に「プロアマって本当に必要なんですか?」タケ小山が持論

 「選手達がお金を払ってくれるスポンサーに感謝するのは当たり前だが、過剰なサービスまで必要なのかということ。ぼくはアスリートサイドだから」と意見。

片山晋呉の騒動に「プロアマって本当に必要なんですか?」タケ小山が持論

 「プロアマって本当にプロの世界に必要なんですか?お金払ってる人が偉いんですか?ファンが偉いんでしょ?そこに目を向けないといけないんじゃないですか?というのが僕の意見」と、ツアー機構側の姿勢に疑問を投げかけていた。

片山晋呉の騒動に「プロアマって本当に必要なんですか?」タケ小山が持論

 今回はトラブルを受けて日本ゴルフツアー機構は再発防止へ行動基準となるガイドラインを定める方針です。プロもアマも気持ちよくプレーしてもらいたいですね!

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