宮里優作 15年目の悲願達成!初の選手会長賞金王
男子ゴルフの宮里優作がツアー最終戦で優勝を果たし、小平智を逆転し、デビュー15年目で初の賞金王に輝いた。選手会長が在任中に賞金王になるのは史上初の快挙。引退した妹の藍ちゃんの分もまだまだ頑張る!
公開日:2017.12.12
【2011年11月29日デイリースポーツ紙面より】 カシオ・ワールドオープン最終日、首位でスタートした高山忠洋が、最終18番のイーグルなど通算15アンダーとスコアを伸ばし、今季2勝目、ツアー通算5勝目を挙げた。初優勝を目指した宮里優作は13アンダーで2打差の2位となった。
13度目の最終日最終組でのプレーでも勝てなかった。この時プロ10年目。それでも心は折れなかった。
あきらめなかった!プロ12年目、33歳にしてツアー初優勝
「日本シリーズJT杯・最終日」(12月8日、東京よみうりCC=パー70)
優作、苦節12年目の初V「腰抜けた」
単独首位から出た宮里優作(33)=フリー=が4バーディー、5ボギーの71で回り、通算13アンダーでプロ12年目にして悲願のツアー初優勝を飾った。妹の藍(28)や両親も観戦に訪れ、宮里家は歓喜の涙に包まれた。
3打リードで迎えた最終18番、グリーン右ラフからの第3打が直接カップイン。大歓声の中、宮里優はガッツポーズすると両ひざから崩れ落ち、歓喜の涙にむせんだ。
優作、苦節12年目の初V「腰抜けた」
これまで首位タイで最終日を迎えたのは3度。最終日最終組は15度あったが、ことごとく優勝には手が届かず、宮里優の未勝利は「ゴルフ界の七不思議」とまで言われていた。
優作、苦節12年目の初V「腰抜けた」