桑木志帆が今季国内4勝目も貪欲に「まだまだ優勝争いしたい」
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・最終日」(25日、マスターズGC=パー72)
首位から出た桑木志帆(23)=大和ハウス工業=は4バーディー、1ボギーの69とスコアをまとめ、通算15アンダーで今季国内4勝目、通算7勝目を手にした。
最終18番。バーディーパットはカップの縁で切れたが、“1センチ”のウイニングパットを沈めた桑木は歓声と拍手の中、左拳を握り、両手を突き上げた。
「優勝できると思ってなかったので、これまでとは違った感覚です」と、喜びを口にした。
開幕前からショット、パットに悩みを持っていた。「3日目から、ショットは良くなったんですが、パターの気持ち悪さが残ってて」と、首位にいても自信を持ってのプレーではなかった。
それでも勝ち切れたのは「気持ちです。『自分に負けないぞ』と思ってやってました」というメンタルの部分。
日本女子オープンでは3ホールに及ぶプレーオフの末、申ジエに優勝をさらわれた。後日、小林浩美JLPGA会長と話す機会があり「ジエさんは気持ちが上回っていて、それがプレーに表れていた」と言われた。そこを再確認できたからこその、この日の優勝だ。
今週に限らず、ずっと上位にいながら、スイングやパットに悩むのは「完璧主義だから。でもそれが悪い方向に行くとは思わない」と、常に向上心を持てる自分を肯定する。だから、強い。
メルセデスランキングも2位・佐久間に1078・63ポイントの差をつけた。速ければTOTOジャパンクラシックで年間女王を確定させられる。
しかし桑木は「そこはあまり気にしていない」という。それよりも「残り試合で少しでも多く、優勝争いをしたい。その経験を積むことで(来季から挑戦する)アメリカでも生きてくる」と、まだまだ上を目指して、ツアーのトップに君臨する。
