森井あやめ初優勝に1打及ばず涙、涙
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・最終日」(25日、マスターズGC=パー72)
涙が止まらなかった。プロ11年目、未勝利の森井あやめ(33)=F&co=は首位と2打差の2位からスタート。前半で4打伸ばす好プレーを演じると、ハーフターン後も2打伸ばし、15番を終えたところで桑木志帆と並ぶ通算16アンダー。
しかし、ここから自身が認めていた「メンタルの弱さ」が顔をのぞかせた。
緊張を避けるため、リーダーズボードを見ずにプレーしていた森井。ただ、16番に来たところで「あと1つバーディーを取ればいけるかな」という優勝への手応えはあった。
その2打目。「迷った」末に手にした8番アイアンでのショットがグリーンに届かず。それでもアプローチを下1メートルにつけたが、パーパットがカップの縁をなめて、この日初めてのボギー。
続く17番パー3でも、ティーショットを「難しい方」に外して連続ボギーとなった。
桑木も17番はボギーで、1打追う立場で迎えた18番パー4は2打目をピン左下3メートルにつけるナイスショットだったが、入れば追いつけるバーディーパットが「緊張して」カップに届かず、初優勝は夢と消えた。
涙を流しながら「悔しいです」と話した森井。「また、やっちゃった」と、“弱い自分”との決別を果たせなかったことを悔いた。
それでも15番まで、全く隙のないプレーができた、その力は証明した。これまでシード権を手にしたこともなかったが、この日の2位でメルセデスランキングは42位まで浮上。シード入りが現実味を帯びてきた。「QTに行かなくてよくなるのはうれしいけど。でも、優勝できなかったことが悔しい」と、大きな宿題を手にして、森井は次戦へ向かう。
