桑木志帆が今季2勝目 全英女子切符ゲット 年間女王&米ツアー挑戦見据え「トップ10」目標へ前進

 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・最終日」(14日、六甲国際GC=パー72) 

首位で出た桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算19アンダーで永井花奈(28)=ServiceNow=との接戦を1打差で制して今季2勝目、通算5勝目を挙げた。14歳のアマチュア・金瑞娥(韓国)が16アンダーの3位。大会規定により上位2人に加え、ポイントランキング上位の河本結、菅楓華、高橋彩華が7月末からのAIG全英女子オープンの出場権を獲得した。

 優勝した瞬間の落ち着き払った笑顔は、桑木が確かに次のステージへ到達した証しだ。「最後まで、フラットな気持ちでプレーできたから『ヤッター!』ではなかったですね」と桑木。

 楽な優勝ではなかった。前半はスコアを伸ばせず、5番で永井に追いつかれると、6番パー3ではバンカーからの2打目を寄せられず、リードを許した。

 それでも「動じなかった自分にびっくりしました」という。そのメンタルの根拠は、前週の全米女子オープン14位という好成績にあった。「自信を持っていいんだな、と思えた」と、自身のゴルフ力を信じ抜くことができた。

 それは後半12、13番の連続バーディーにつながり、永井と並んで迎えた16番パー3でピン右2メートルにつける最高のティーショットを呼んだ。このバーディーで通算5勝目を確かなものとした。

 2週後の全米女子プロ、7月末からの全英女子で「トップ10」というのが直近の目標。さらには年間女王と米ツアー挑戦も見据える。「初めて、狙って勝てた」この大会を飛躍への足掛かりにしてみせる。

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