53歳・片山晋呉が12位浮上 チャットGPT助言でパット好調 昨年大病から復帰、今季初メジャーで魅せた!

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権センコーグループ・カップ・第2日」(22日、蒲生GC=パー72)

 21位から出た片山晋呉(53)=イーグルポイントGC=が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算7アンダーで12位に浮上した。首位は67で回り、通算12アンダーとした木下稜介。首位から出た竹山昂成は70で、通算9アンダーとしてトップと3打差の6位。44歳で4年ぶりツアー参戦の西村匡史は76で、通算2アンダーの45位で予選突破を果たした。

 53歳の大ベテランの好スコアを最先端技術が支えた。片山は、同組の飛ばし屋・出利葉(いでりは)太一郎に「最大で65ヤードも置いていかれてね。力んじゃうから、見ないようにしましたよ」と25歳の若手を持ち上げつつも、68とスコアをまとめる“ゴルフ力”を示した。

 「昨日からずっといい」という理由はパットだ。長尺パターで、ボールの位置を「20センチくらい」右に置いてのストロークに変えたところ、左へ引っかけなくなった。

 大会開幕前にその悩みをマネジャーに話したところ、即座に「チャッピーで調べてくれて『こうしたらいい』って。それを信じてやった」と、対話型人工機能(AI)「チャットGPT」の提案を受け入れた成果が、スコアに結びついた。

 昨年は化膿性椎間板炎を発症。「2カ月間、死ぬか生きるかという状態でベッドにいた」ほどの大病を乗り越えて「何をやっても幸せ」という今がある。

 その幸せをかみしめ、テクノロジーも取り入れつつ「勝っている人しか分からない重みがある」という今季メジャー初戦で、往年の輝きを取り戻す。

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