石坂友宏 涙のツアー初優勝 19年にプロ転向26歳苦労人「やっと勝てた」 プレーオフに屈した過去も気持ち切り替え「やってやろう」

プレーオフを制してツアー初優勝を果たし、涙を流す石坂友宏 ※※ =東建多度CC名古屋
 ツアー初優勝を果たし、トロフィーを手にする石坂友宏と妻の星空さん(撮影・野村和宏)
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 「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・最終日」(12日、東建多度CC名古屋=パー71)

 26歳の石坂友宏(都築電気)がツアー初優勝を果たした。3位から出た石坂は4バーディー、1ボギーの68で回って通算9アンダーで稲森佑貴と並び、プレーオフを2ホール目で制した。1打差の3位はマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)だった。

 稲森とのプレーオフを2ホール目で制すると、石坂の目には涙が浮かんだ。2019年にプロ転向した26歳の苦労人。悲願のツアー初優勝を果たし「勝つのは難しい。やっと勝てた。自分は少し遅かったのかな」と喜びをかみしめた。

 強い風が吹く中、前半4番、6番で二つ伸ばした。後半は出だしの10番でボギーをたたいたが、11番で取り返した。さらに2バーディーを奪って9アンダーまで伸ばし、既にラウンドを終えていた稲森に追いついた。プレーオフの2ホール目は2打目でピン奥4メートルにつけ、2パットで締めくくった。

 これまでツアーで2位が2度。20年のダンロップ・フェニックスでは金谷拓実とのプレーオフで屈し、つかみかけた勝利が手からこぼれ落ちた。「またプレーオフか…」と嫌な思い出が頭をよぎったが「やってやろう」と気持ちを切り替え、今回は勝ち切った。

 今年1月に結婚。妻・星空(せいあ)さんからは「稼がないとご飯を食べさせない」とハッパをかけられているという。国内初戦を最高の形で締めくくり「もっと強い選手になりたい」と力強く語った。

 ◆石坂 友宏(いしざか・ともひろ)1999年9月21日、神奈川県横須賀市出身。10歳でゴルフを始めた。日本ウェルネススポーツ大に進学し、19年の日本オープンでローアマを獲得した。19年にプロ宣言し、2020年のフジサンケイ・クラシックでツアーデビュー。24年のBMWツアー選手権森ビル杯の初日に自身2回目のアルバトロスを達成した。173センチ、75キロ。

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