松山英樹5打差17位発進 「ガラスのグリーン」に苦戦も踏ん張る アイアンで好機つくれず「伸ばして上位で戦えるように」

 「男子ゴルフ・メジャー第1戦、マスターズ・トーナメント・第1日」(9日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 開幕し、5年ぶり2度目の優勝を狙う松山英樹(34)=LEXUS=は2バーディー、2ボギーの72で回り、17位発進となった。トップとは5打差。初出場の片岡尚之は四つのダブルボギーをたたくなど84と乱れ、最下位の90位に沈んだ。2連覇を目指すロリー・マキロイ(英国)とサム・バーンズ(米国)が67をマークして首位に並んだ。

 熟知しているはずのオーガスタ特有の硬くて速い「ガラスのグリーン」に苦しみながらも踏ん張った。「やはり難しいというのが率直な感想。なかなかスコアを伸ばす方向に持っていけなかった」。松山に満足感はなかったが、首位に5打差の17位と、まずまずのスタートを切った。

 課題としていたパットが要所で光り、ダメージを最小限にとどめた。第1打を左バンカーに入れた5番は2・5メートル、リカバリーショットに失敗した14番は3メートル強をねじ込む。スコアは落としても「嫌な距離のボギーパットが二つ入ったのはすごく大きかった」と評価した。

 一方で、得意のアイアンショットではチャンスをほとんどつくれなかった。出だしの1番でフェアウエーから自信を持って見送った2打目は、ピンの手前に落ちながらも止まらず「思ったより奥に行ってしまった。硬いんだ、とメンタルをやられた」と引きずった。

 パー5の15番も池越えの第2打がグリーンの奥まで転がった。うまく寄せてバーディーとしたものの、物足りなさは残る。ラウンド後は足早に練習場に向かい、修正に努めた。15度目のマスターズ。2021年以来の優勝へ「しっかり伸ばして上位で戦えるように」と巻き返しを期す。

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