高橋彩華がミラクルV 4打差9位から大逆転!最終ホール圧巻イーグルから3人プレーオフ制した ツアー3勝目「自信に」
「女子ゴルフ・ヤマハ・レディース葛城・最終日」(5日、葛城GC=パー72)
9位から出た高橋彩華(27)=サーフビバレッジ=が67をマークし、通算8アンダーで並んだ仲村果乃、荒木優奈とのプレーオフを制し、今季初優勝した。昨年6月以来となるツアー通算3勝目で、賞金1800万円を獲得した。1打差の4位は菅楓華。通算6アンダーの5位は昨年大会覇者の穴井詩、仲宗根澄香、川崎春花、政田夢乃の4人だった。
自らも驚くミラクル逆転劇で高橋が混戦を制した。最終ホールのスーパーショットでトップを捉えると、その勢いのまま3人で争われたプレーオフを制した。「トップ10で終われたらいいと思っていた。初めて追い上げて優勝できて自信になった」とほほ笑んだ。
首位と2打差で迎えたパー5の18番。残り90ヤードの第3打はピン奥から鋭いバックスピンで戻ってカップに吸い込まれた。圧巻のイーグルに両腕を上げて歓喜。ホールアウト後に首位に並んだことを知った。
同じ18番で争ったプレーオフも1、2ホール目とも第3打を2メートル以内にしっかりとつけた。1ホール目で荒木が、そして2ホール目で仲村が脱落。「あれだけ練習したんだから」という自信に裏打ちされたショットで優勝を引き寄せた。
女子ゴルフ界の実力者がしのぎを削る1998年度生まれの「黄金世代」の一人。オフはタイで3週間合宿し「今までで一番練習した」と言うほどクラブを振った。課題だったパットは新たに専門コーチをつけて改善し、この日も3番で7メートルのバーディーパットを決めた。
過去2度敗れていたプレーオフを初めて制した。2022年と25年に続くツアー3勝目にも「年間3勝できて一流」と目標は高い。この1勝も通過点に過ぎない。
◇高橋彩華(たかはし・さやか)1998年7月24日、新潟市出身。10歳からゴルフを始め、開志国際高時代は2016年の日本女子アマで優勝。同校では北京五輪スノーボードハーフパイプ金メダルの平野歩夢と同学年。18年のプロテストに2度目で合格。22年フジサンケイ・レディースで初優勝、25年の宮里藍サントリー・レディースで2勝目。身長162センチ、55キロ。
