大山志保 難病と戦いながらの4年ぶり予選突破 奇跡のカムバックにうれし涙「こんな幸せなことはない」 地元・宮崎市でドラマ魅せる!「あと1日、どうなるか見ててください」

 「女子ゴルフ・アクサ・レディース・第2日」(28日、UMKCC=パー72)

 11位から出た大山志保(48)=大和ハウス工業=が74とスコアを落としながらも通算1アンダーに踏みとどまり、カットラインぎりぎりの43位で2022年5月以来の予選通過を果たした。治療方法のはっきりしない難病で闘病中のベテランが地元で健闘している。ツアー初優勝を目指す小林光希(23)=三徳商事=と同3勝目が懸かる高橋彩華(27)=サーフビバレッジ=が通算9アンダーで首位に並んだ。

 「最高です。4年間、つらかった。こんな幸せなことはないです。やっと一歩、前に進めます」。大山は、うれし涙を流した。4、13番でダブルボギーをたたき、「もう終わった」と一度は諦めかけたが、地元・宮崎市の応援団から途切れない声援をもらい、奇跡のようなカムバック。14番で7メートル、17番で8メートルを沈め、生き返った。

 足の裏と左手中指の痛み(病名非公表)を発症させたのが22年。痛み止めの薬は効かず、体を温めるとさらに痛みが増すため風呂にも入れない。気温が高くなる季節はプレーすることも厳しくなる。ツアー18勝の実力者も23年は出場ゼロ、24年は1試合、25年は2試合。当然のようにシード権を失い、競技から退くことも考えた。

 今年に入っても18ホールを回ったのは数度だけだが、地元開催とあって主催者推薦での出場を決意。初日は途中で足がつりながらも4年ぶりに60台でプレー。体のケアは電気治療などで2時間かかったものの、決勝ラウンドへ進んだ。

 「あと1日、どうなるか見ててください。心は元気です」。最終日はインスタートの最終組。優勝争いの反対側で、もう一つのドラマを見せる。

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス