岩井明愛 2位浮上 アグレッシブと冷静さ両立「『ガツガツ』だと行き過ぎちゃう。『ガシガシ』だとピンに絡むイメージ」
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第2日」(24日、マスターズGC=パー72)
3アンダー、10位からスタートした岩井明愛(23)=Honda=が5バーディー、ボギーなしの67で回って通算8アンダーとし2位に浮上。首位は2日続けて66とスコアをまとめ、通算12アンダーとした佐久間朱莉。岩井明と同スコアに新人の中村心らが並んだ。渋野日向子は72と伸ばせず、通算1アンダー、29位だった。
魅せるゴルフの中に、しっかりと自制を効かせ岩井明が昨年2位の悔しさを晴らすチャンスをつかんだ。
3番パー4で2打目をピン下1メートルにつけるバーディーを奪い、進撃を開始。五つのバーディーのうち、四つまでが2メートル以内というショットには「気持ちいいショットが昨日より多かったですね」と満足感を漂わせた。
ハワイ、韓国と日本とを行き来するスケジュールで、開幕2日前は「ぐったりしてクラブを握りませんでした」と話していたが、水曜日には「元気」と回復。言葉どおり予選ラウンドでバーディーを量産した。
このところ、プレーに向けての意気込みに「ガシガシ」というワードを多用する岩井明。「『ガツガツ』だと行き過ぎちゃう。『ガシガシ』だとピンに絡むイメージなんです」と、冷静さを保ちながら、アグレッシブなゴルフを貫くキーワードにしている。
8番パー5では残り230ヤードの2打目に“直ドラ”を披露。この日はグリーンを捉えられなかったが「次(の直ドラ挑戦時)に喜んでもらえたら」と、アグレッシブであり続ける。
残り2日は「いい位置。楽しみです。ただただ一日を楽しめれば結果はついてくる」と、通算7勝目へ向け“ガシガシ”歩を進める。





