河本結 単独首位 体調完治で平常心強調 最終日最終組でも「初日1番のティーショットから、優勝パットまで重みは同じ」

 「女子ゴルフ・スタンレー・レディースホンダ・第2日」(11日、東名CC=パー72)

 7アンダーの首位でスタートした岩井千怜(23)=Honda=は2バーディー、ノーボギーの70でラウンドし、通算9アンダーでトップと1打差と踏ん張った。69で回り、同10アンダーとした河本結(27)=RICOH=が首位。渋野日向子、原英莉花はともにスコアを落とし、いずれも通算イーブンパーで予選落ちとなった。2アンダーまでの54人が決勝ラウンドに進んだ。

 河本は、心身ともに万端の準備で好位置を呼び込んだ。2日前にへんとう腺が炎症を起こし、前日も微熱があったが、この日は完治させて臨んだ。

 厳しいことで知られる塩谷育代コースセッティング担当によるピン位置も「(担当すると)知っていたので」と気持ちに余裕があった。2番では2日続けて2打目がピンを直撃。ボールがグリーン外に出る不運も「縦距離が合っている」と前向きだ。

 パターも、練習グリーンの芝を確認して急きょ、ロフトを0・5度寝かせたものに変更した。「ボールがよれづらくなる」と、後半の荒れたグリーンに対応。16番のカラーからのバーディー、17番の3メートルを沈めるパーにつなげた。

 最終日最終組だが「初日1番のティーショットから、優勝パットまで重みは同じ」と動じることはない。「秋らしい、かわいいウエア」で、優勝カップを狙っていく。

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