勝俣陵がツアー初V 療養中の片山晋呉に届けるプロ9年目の悲願 14番でVたぐり寄せるパー4イーグル
「男子ゴルフ・パナソニック・オープン・最終日」(28日、泉ケ丘CC=パー71)
首位から出た勝俣陵(29)=フリー=が1イーグル、4バーディー、4ボギーの69をマーク。通算20アンダーで、プロ9年目にして悲願のツアー初優勝を果たした。
波瀾(はらん)万丈のバックナインを逃げ切った。圧巻だったのは331ヤードの短い14番パー4。ティーショットをフェアウェーに捉えると、第2打は柔らかいスイングで左ピンの手前に落とし込み、そのままピンに吸い込まれた。スーパーイーグルが生まれ、2位とは一時4打の差をつけた。
しかし、優勝争いから完全に頭一つ抜け出したかと思われたが、簡単には逃げ切れなかった。15、16番と3パットの連続ボギー。V争いの重圧かグリーン上で打ち切れず、イーグルの貯金をすぐに使い果たした。1打リードで迎えた最終18番パー5も、ティーショットは左ラフ。最後まで綱渡りの展開だったが、3打目をピンハイにつけ、パー締めで悲願を果たした。
同じ日大出身の先輩に、通算31勝の片山晋呉がいる。片山は自身のSNSで、「骨に菌が入った」と6月から2カ月の入院を経験していたことを告白。勝俣は現在もリハビリを続ける大先輩に「(大会が)終わってから、僕からいい結果報告をしたいという気持ちでいっぱい」と話していた。



