勝みなみ 9位浮上 古いドライバー持参のアクシデントも正確パットでボギーなし 運も味方に追い上げ狙う
「米女子ゴルフ・CPKC女子オープン・第2日」(22日、ミシサガGC=パー71)
前週に米ツアー初優勝を遂げた岩井明愛(23)=Honda=が4バーディー、2ボギーの69で回り通算9アンダーで単独首位を守った。勝みなみ(27)=明治安田=は67と伸ばし通算4アンダーで9位に浮上し、馬場咲希、西郷真央は通算2アンダーで21位。竹田麗央、吉田優利は29位、畑岡奈紗は45位、西村優菜は62位で決勝ラウンドへ進んだ。岩井千怜、渋野日向子、笹生優花は予選落ちとなった。首位から3打差の2位にジーノ・ティティクル(タイ)ら3人が並んだ。
岩井明と同組だった勝は競技中に談笑するなどリラックスしていた。正確なパットにショットもかみ合い、4バーディーのボギーなし。順位も9位まで浮上し「いいイメージでラウンドできた」と胸を張った。
3番で3メートルのバーディーパットを決め「流れをつかめた」。7番と10番はともに長い距離から沈め、パー5の13番はピン奥から2メートルを決めて伸ばした。9番は左に曲げた第1打が木に当たってセミラフに戻る幸運も。「220ヤード残ったけど割と打ちやすいところだった」とグリーン横に運び、ボギーを免れた。
今月、日本に一時帰国した後、再び渡米する際に誤って古いドライバーを持参。それでも、この日はフェアウエーを外したのが4度だけだった。「あと2日あるので、運を信じて頑張りたい」と追い上げを期した。




