桜井心那がジャンプアップ 6バーディー1ボギーの67で上位で最終日へ「気持ちに余裕を持ちながら」

 「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第3日」(28日、カメリアヒルズCC=パー72)

 復調が確かなものになりつつある。桜井心那(21)=ニトリ=が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダー。上位での最終日を確実とした。

 この日はティーを前に出し、243ヤードでワンオンを狙える2番パー4では「狙ったんですが、グリーンの奥まで行ってしまって」のパー。

 一方、最終18番パー5では、飛ばし屋の山城奈々をオーバードライブ。残り230ヤードをスプーンで打つと、着弾こそグリーン手前だったが、勢いよくそのグリーンを転がり抜けて、奥のラフへ。

 30ヤードのアプローチを、グリーン上2メートルに寄せての、バーディーフィニッシュだ。

 「ドライバーの(ぶれ)幅が収まっているし、距離も出てますね」と、持ち味の飛距離が戻ってきた。現在は「240ヤードのバンカーならキャリーで越えるまでに戻りました」と言う。

 ツアー本格参戦となった23年に4勝したが、昨年は未勝利。今季もプロワーストとなる4戦連続の予選落ちを喫した。

 その間、「手を上げる場所とか、角度とか、細かいことを気にしすぎていた。それをコース(試合)でやっちゃってて、『何か違うな』と。考えることは“だいたい”でいいと思うようになって、振れ始めた」と桜井。

 連続予選落ちが止まって以降は、60台もどんどんではじめた。

 最終日。「気持ちに余裕を持ちながらやっていければ」。折り紙付きの爆発力を見られる可能性も十分、ある。

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