女子ゴルフ 山路晶が父の“球運”背に好発進 大学野球選手権7年ぶり日本一を家族で喜び合う

 9番でバンカーショットを打つ山路晶
 東北福祉大・山路哲生監督=15日
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 「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第1日」(26日、カメリアヒルズCC=パー72)

 リランキング23位で9月までの出場権を手にした山路晶(26)=森六グループ=が4バーディー、1ボギーの69と、前週のニチレイ・レディースに並んで第1ラウンドでの今季ベストスコアを出した。

 20-21シーズンには第1ラウンドでの2位タイが3度と、黄金世代の一人としてトーナメントを盛り上げたが、その時の持ち球だったフェードの当たりの薄さを気にしてドローに挑戦。以降、なかなか上位に顔を出せなくなっていた。

 それを今季、再びフェードに戻したことで「ボールがコース内にあって、ゴルフが楽」と手応えを感じている。加えて、以前のフェードではなく、ドローボールに取り組んだことで「捕まってからのフェードを打てるようになった」と、球の質が以前より向上。回り道が、むしろプラスに働いているようだ。

 最終9番パー3はティーショットを左のバンカーに打ち込み、この日唯一のボギーとなったが、一日を通じて「静かなプレーができた」と手応えを感じている。

 15日には、父・哲生氏が監督を務める東北福祉大が大学野球選手権で7年ぶり日本一を果たしたばかり。山路は「みんなが『すごい人』って言うんですけど、私はめちゃ友達の感じ」と笑う。もちろん優勝は家族で喜び合った。

 次は、自身初Vだ。ここからの目標は2ホールが1000万円、2ホールが600万円と非常に高額なホールインワン賞ゲットと「今日、最後に打っちゃったので、ノーボギーを目指します」。そして、その先のチャンスを待つ。

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