渋野日向子 悔し涙の7位「最後の最後にふがいないゴルフをして申し訳ない」痛恨ダボを悔やむ「一番やってはいけないミス」

 「米女子ゴルフ・全米女子オープン・最終日」(1日、エリンヒルズGC=パー72)

 首位と2打差の3位タイでスタートした渋野日向子(26)は2バーディー2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを伸ばせず、通算3アンダーで7位。19年の全英女子オープン以来となるメジャー2勝目はならなかった。

 15番では痛恨のダブルボギーもあり、ホールアウト後は悔し涙。中継したU-NEXTのインタビューでは「バーディーが先にきてくれたのは良かったが、その後が続かず、なかなかダブルボギーもあり、締めも悪く、終わり方としては悔しい」と落胆を隠せなかった。

 ドライバーの飛距離も出ていたという問いには「うーん…。今日もスイングはボロボロ、バラバラだった。変な、汚な目のボールも飛んで行った。2オン狙えたりというところは良かった」と振り返り、「やっぱり14番(バーディー)でイーグルを取るべきだった。15番も微妙な左足上がりのちょっと左にひっかけそうなラインで右に出してしまった感じだった。一番やってはいけないミスをしてしまったのが、本当にすごくもったいなく、悔しいです」と反省を口にした。

 それでも、今年は米ツアー出場9戦中、予選落ちが3度、最高44位と低調な成績の中、奮闘した。「どこかで上位争いしないと、なかなか上位にいけてなかったので、どこかできっかけがつかめれば、というもどかしい中だった。それがUSオープンだったのはいい経験になる。4日間いい位置でプレーでき、楽しさもあり悔しさもある」とうなずいた。

 ファンへのメッセージを求められると、必死に笑顔を作り「この4日間、時差ぼけ大変だったと思うし、最後の最後にふがいないゴルフをして申し訳ない。去年と同様、この悔しさがあるから頑張れる。まだまだ足りないところがたくさんありますので、ゆっくり進んで行ってくれると嬉しい」と前を向いた。

 優勝は通算7アンダーのマジャ・スターク(スウェーデン)。竹田麗央は通算5アンダーで2位タイ、西郷真央は通算4アンダーで4位だった。

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