宮里藍さんが今年も若手プロ、アマとトークセッション「若手の活躍に寄り添えることはとてもありがたい」
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース」(22日開幕、中京GC石野C=パー72)
元世界ランキング1位の宮里藍さんと、若手プロとのトークセッションが20日、行われた。今回が5度目の開催。
参加したのはアマチュア7人とプロ4人。それぞれ約20~30分間のセッションで、ゴルフの技術論というよりは、日ごろの食事や休息の取り方の工夫、ツアーに参戦する中で生まれた身近な疑問、将来挑戦した海外ツアーでの過ごし方などについて選手が宮里さんに質問した。
プロの荒木優奈は「連戦続きで、つい練習をし過ぎてしまうが、どのタイミングで休んだらいいか分からない」と質問。宮里さんは「日々の練習で、練習の目的を明確にして取り組むこと。そうするとタイミングがわかるようになるし、無駄な練習はしなくて済む」などと回答した。
プロの永嶋花音は「今回で3回目の参加となったが、毎回その時点での自分の悩みや疑問について、予想以上の回答をいただき、モチベーションを上げて試合に臨むことができている。昨年のステップアップツアーでの初優勝にもとても大きな力になったと思う」と宮里さんに感謝。「今後も可能であれば何度でも参加したい」と話した。
宮里さんは「若手の選手とコミュニケーションが取れることは、自分自身も選手時代の経験や取り組んでいた想いを思い出させてもらえるので、とてもリフレッシュでき、さらに若手選手の活躍に寄り添えることはとてもありがたい」と感想を話した。



