女子ゴルフ 人気のルーキー・都玲華が“二人三脚”で好発進
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第1日」(8日、茨城GC東C=パー72)
ツアールーキーの都玲華(21)=大東建託=がトリプルボギーをものともせず、2アンダーでフィニッシュ。出場者数の半数となる午前組が終わった時点でトップに2打差と、好位置につけた。
今回起用したキャディーは男女合わせて40勝を誇る清水重憲氏。1月に、食事を共にする機会があり、そこで今週のコンビが決まったという。
出だしでバーディー発進も2番パー3ではティーショットをグリーンの奥に外し、打ち上げの2打目はグリーンに届かず元の位置に。3打目は強く打ちすぎてグリーンを横断と、散々なホールとなってのトリプルボギー。
しかしそこで「まだ2番。次、パーを取ろう」という清水キャディーの助言で「本当に頼りになりました」と自身のプレーを取り戻した。
グリーンはスティンプメーターで14フィート以上の超高速。上5メートルのバーディーパットも清水キャディーによる「これは、ピンチ。入らなくてもいいからカップ付近で止めよう」などのアドバイスが「すごく役に立ちました。いつもの私なら、同じ距離が残るくらい打ってた」と、大感謝。
同時に「それを打てた私のパットもよかった」とちゃっかり自己アピールも忘れない。
QTランク53位。リランキングが徐々に近づく中、暫定ランクは前週時点で28位と油断できない位置にいる。「とにかくできるだけ上でポイントを稼ぎたい」と、二人三脚での上位フィニッシュをもくろんだ。




