プロテストにトップ合格の寺岡沙弥香が6打差逆転V 賞金300万円と3億円大会出場権ゲット 「まさか優勝できるとは」
「女子ゴルフ・INTLOOPグループ・レディースカップ・最終日」(17日、平川CC=パー72)
21位で出た寺岡沙弥香(22)が6バーディー、ボギーなしの66でスコアを六つ伸ばし、通算6アンダーで6打差を逆転して優勝した。賞金300万円と、6月のレギュラーツアー、賞金総額3億円のアース・モンダミン・カップ(カメリアヒルズCC)の出場権を獲得した。
寺岡は「きょうは無欲だった。まさか優勝できるとは」と話した。
前後半で3個ずつバーディーを奪い「パーパットが全部入った」と寺岡。ピンチでのパッティングがさえた。9番パー4では8メートルを沈め、ほかに4~5メートルのパーパットも「全部入ってくれましたね」。この日朝、ぶっつけ本番でパターのグリップの持ち方を左手が下になる逆手に変えたといい「気持ちよくは打ててないが、ビビりながら打ってるくらいがちょうどよかった」と速く傾斜のある難グリーンを攻略した。
2022年の日本女子アマ覇者だが、同年と翌23年のプロテストに失敗。昨秋に3度目の挑戦でトップ合格。QTランキング54位でプロ1年目のシーズンに臨む。
「プロと呼ばれるのが、まだちょっとこしょばい感じがあるんですけど、しっかり慣れて、プロにふさわしいゴルフができるようになったらいいな」と抱負を述べた。





