笹生優花が2度目の全米女子OP制覇 2位・渋野と日本勢がワンツーフィニッシュの快挙 表彰式では涙「家族なしでは」
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「米女子ゴルフ・全米女子オープン選手権・最終日」(2日、ランカスターCC=パー70)
トップと3打差の5位でスタートした笹生優花がスコアを2つ伸ばし、通算4アンダーで2021年以来、2度目の優勝を果たした。
最終組を回っていたアンドレアリーの逆転が不可能となると、クラブハウスで歓喜のウォーターシャワーを受け涙を流す様子も見せた笹生。渋野も最終日は2オーバーだったが、上位が総崩れとなり1アンダーで単独2位。日本勢のワンツーフィニッシュとなった。
クラブハウスで日本勢から歓喜のウォーターシャワーを受けた笹生。表彰式で名前が呼ばれると、手を上げて歓声に応え、自らも拍手を送った。「こんなに難しいコースを用意してくださってありがとうございます」と語り、家族、キャディーへの思いを語り始めると涙があふれた。「家族無しではこの優勝はなかった」と声を詰まらせると、グリーン周りの観衆から大きな拍手がわき起こった。