日本女子プロゴルフ協会が年間ポイントを修正 計算過程の一部に誤りが判明 最大0・04点減も順位に変動なし

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は1日、オフィシャルウェブサイトや各大会の成績資料等で出しているメルセデス・ランキングポイント(年間ランキングポイント)に関して、計算過程の一部に誤りが判明したため、各選手のポイントを訂正したと発表した。

 各競技の最終成績で同一順位に複数の選手が並んだ場合にポイントは均等割りされるが、正しくは「小数点第三位以下を切り捨て」るべきところを、謝って「小数点第三位を四捨五入」して加算していたという。

 ウェブサイトでは1日午後3時半時点でデータ修正対応を完了。すでに正しいポイント表示に切り替わっている。ポイントランキングの順位に変動はないが、各選手の獲得ポイントの小数点第二位の値に差が生じているという。例えば前週のヤマハ・レディース葛城で通算10勝目を挙げポイントランキング首位に立つ小祝さくらは0・01点減の640・33点と修正された。35位の岩井明愛が0・04点減の92・26点に修正されたのが最大だった。

 JLPGAはリリースで「この度はご迷惑をお掛けして大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。

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