異色の経歴持つ遠藤彰が「上出来」3アンダーの好発進 スキーと“二刀流”で「マスターズ」目指す!?

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第1日」(27日、恵庭CC=パー72)

 ツアー未勝利の遠藤彰(44)=フリー=が4バーディー、1ボギーの69をマーク。首位と1打差の6位と好発進を決めた。

 「出だしからショットも良かった」と、2番パー5で2オンに成功し、バーディーを奪取。折り返して10番では3パットのボギーをたたいたが、続く11番でグリーン奥からチップインバーディーを奪ってバウンスバック。「そのあとも落ち着いてゴルフできました」と15、16番とスコアを伸ばした。

 レギュラーツアーは今季初出場。それもメジャーの大舞台だったが、「まあ年も年ですし、緊張というよりもワクワクの方が大きいですね」と同大会8回目に気負いはない。

 プロに転向したのは2006年、既に27歳だった。雪国の山形県出身で、元々はスラロームや大回転などのスキー選手。中学時代は全国上位に入る実力もあって、中学卒業とともに五輪やW杯出場を目指してカナダへ留学した。

 しかし、競技中に右膝のじん帯を痛め、スキーの道を断念。当時、リハビリで始めたゴルフだったが、1997年にタイガー・ウッズのマスターズ初優勝をテレビで見たことをきっかけに、プロゴルファーへの転向を決意した。

 プロゴルファーとして、すでにキャリア18年。スキーとはしばらく離れていたが、昨年板を借りて、二十数年ぶりに滑ってみた。「僕はカービングの時代じゃなくて、今はレンタルもカービングの時代。怖々しながら乗ったんですけど、でももしかしたらできるかもしれないなって」。久々の雪を滑る感覚に、スキーヤーとしてのスイッチが少し入った。

 さらに大会前日、食事をともにした北海道のスキー仲間からはある提案があった。「40歳から5歳刻みで出られる『マスターズ』っていうのがあるから出てみれば?」と友人。遠藤も「面白いかも。やってみようかなという気にはなっている」と興味をそそられた。

 ゴルフシーズンはツアーへ。冬場のオフシーズンはスキーヤーに。ゆくゆくは“二刀流”ゴルファーとして、名をはせるかも知れない。

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