中島啓太「ぼろぼろ」2位 2週連続Vならず 狙い通りに打てず腹立たしさも

 「男子ゴルフ・ハナ銀行招待・最終日」(18日、千葉夷隅GC=パー73)

 2週連続優勝を狙い、首位でスタートした中島啓太(22)=フリー=は5バーディー、1ボギーの69で回り、通算19アンダーの273で1打差の2位に終わった。優勝はヤン・ジホ(韓国)で、賞金約1830万円を獲得した。佐藤大平が通算18アンダーで3位。河本力が66の好スコアで16アンダーまで伸ばし、5位に入った。稲森佑貴と吉田泰基が15アンダーで6位だった。

 最終18番、8メートルのイーグルパットがオーバーし、プレーオフへの望みが消えた。4週続けて最終日最終組でプレーし、優勝を争った疲労は想像以上。中島は「頭も体もいっぱいで、ぼろぼろだった。ショットも荒れていた」と唇をかんだ。

 勝負の18番は第2打が狙い通りに打てず、長いパットが残った。「あのショットが腹立たしい。そこまでの17ホールの力感でいつものスイングをすれば、チャンスにつけられた」と振り返った。

 3番はティーショットを右の林に入れ、ボギーとなった。競り合いの中での痛いミスから5、6番の連続バーディーで挽回。2週連続優勝は果たせなかったが「来週からもいいゴルフをすることだけを目指していきたい」と言葉に力を込めた。

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